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―この四年間、専攻ではどのような課題に取り組んできましたか?

 

 

視覚造形は基本的には表現方法に具体性がありません。課題にどのような視点で取り組み、どういった表現方法で解決するかという部分をしっかりイメージしながら制作をしていました。もちろん、ポスターやパッケージといったようなグラフィックデザインの課題が軸に存在しています。

 

 

 

―専攻での課題からはどのようなものを得ましたか?

 

 

課題ではチームでの制作やプレゼンテーションを使った課題が年に数回あります。自分の立ち回りをしっかりさせることや意見を伝える事の大切さといった、「伝え方を工夫すること」を学びました。

 

 

 

―卒業制作のテーマ・コンセプトについて教えてください。

 

 

ものごとの「行程」を知ることで、できあがったものの「価値観」を変えることをテーマに和菓子を使って作品を作りました。技術を持った人や素敵な道具を介してものごとが売り場に並んでいるということをキャッチーに伝えるためにドキュメント映像の編集だけでなく、和菓子の形もデザインしています。

―どのようなツールを使って制作しているのですか?

 

 

本当にグラフィック系なの?と言われるくらい、手作業が多いです。パソコンでの作業ももちろんありますが、カメラをもって取材に言ったり、実際に和菓子を作ったり、木を組んだり、、、すごくたのしいです。

―制作にあたっての苦労について教えてください。

 

 

たくさんの人にお世話になったので、スケジュールを組み立てるのにすごく苦労しました。今回選んだ「和三盆」という和菓子を綺麗につくることや、映像の編集も初めてに近かったので、新鮮な気持ちで挑んでいます。

 

 

 

―差し支えなければ、卒業後について教えてください

 

 

卒業後は、大阪のデザイン事務所に入ります。都心、地方、隔たりなく、グラフィックを軸にいろんなものごとをデザインで解決していけたらなと思っています。

 

 

 

―卒業・修了作品展へご来場される方へ、メッセージをお願い致します。

 

 

わたしたちの作品をこれまで見た事がない、という方も、いつも見守って下さっているみなさんも、ほんとに最後の最後です!これまでにないボリュームですので、暖かくして是非遊びにいらしてください。

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