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―この四年間、専攻ではどのような課題に取り組んできましたか?
西洋美術の流れを踏まえながら自分なりの人物表現を突き詰めていきました。
―専攻での課題からはどのようなものを得ましたか?
ひとつの課題に集中して取り組むことで、多くの角度から観察しなければ対象を正確に把握できないこと、対象を意識的に観察しなければ見えてこないものがあることを学びました。


―卒業制作のテーマ・コンセプトについて教えてください。
服装や持ち物に意味が込められることでモデル本来の素性が上書きされることをテーマに血縁者を描きました。
―制作のおおまかな流れを教えてください。
パネルに膠を塗り、綿布を張ってから白亜地を塗り重ねて支持体を作ります。支持体が完成したら鉛筆で下描きをし、薄い膠水で黒鉛を定着させてから、第一層目を刷毛塗りして着彩を進めていきました。
―制作にあたっての苦労について教えてください。
人物と静物の位置を様々に試してみたりと、構図に注意しました。
―差し支えなければ、卒業後について教えてください。
◎卒業・修了作品展へご来場される方へ、メッセージをお願い致します。
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