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―現在制作しておられる作品・活動内容、またはご職業について詳しく教えてください。

 

 

広島市立大学芸術学部彫刻専攻非常勤助教

 

 

 

―大学時代についてお聞きします。どのような大学生活を送りましたか。

 思い出に残るエピソードなどがございましたら是非教えてください。

 

 

将来の不安と戦いながら制作に励んでいた。

卒業制作『祈り』2009

―卒業・修了作品について紹介してください。

 

 

タイトル 【 祈り 】 制作年 【 2009 年 】

 

自らの関心がある世界の文化と自分自身を、彫刻を通して接続する試み。文化が多様性であることへの礼賛を表した。

 

 

 

―卒業・修了作品展の経験は、その後の制作活動や現在のお仕事にどのような影響を与えていますか。

 

 

初めて自身の作品に対する多くの人からの意見や評価を聞くことができ、また大学に作品を買い上げてもらったことから、その後制作活動を続けていくことの励みになった。

 

 

 

―卒業生として、後輩に向けてメッセージをお願いします。

 

 

将来どのような道に進もうとも、真摯に芸術に向き合う経験は価値のあることだと思います。

 

「もうすんだとすれば」  :まど みちお

もうすんだとすれば これからなのだ

あんらくなことが 苦しいのだ

暗いからこそ 明るいのだ

なんにも無いから すべてが有るのだ

見ているのは 見ていないのだ

分かっているのは 分かっていないのだ

押されているので 押しているのだ

落ちていきながら 昇っていくのだ

遅れすぎて 進んでいるのだ

 

一緒にいるときは ひとりぼっちなのだ

やかましいから 静かなのだ

黙っている方が しゃべっているのだ

笑っているだけ 泣いているのだ

ほめていたら けなしているのだ

うそつきは まあ正直者だ

おくびょう者ほど 勇ましいのだ

利口にかぎって バカなのだ

生まれてくることは 死んでいくことだ

なんでもないことが 大変なのだ

 

 

 

―今後の展示予定また宣伝などがございましたらご自由に記載くださいませ。

 

 

瀬戸内芸術祭2016 (小豆島三都半島にて作品展示)

久保 寛子 Kubo Hiroko

 

 

学生時代の専攻:彫刻専攻

卒業年:2009年

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