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Shooting 2015

―現在制作しておられる作品・活動内容、またはご職業について詳しく教えてください。

 

 

現在フィリピン・セブ島の映像制作会社にて、パンフレット・名刺・ロゴデサイン・キャラクターデザイン・Webサイトなどのグラフィックデザインを中心に、映像撮影のアシスタント・映像編集・アニメーション制作まで、映像メディアを幅広く手がけています。

日本の大きな企業からセブ島のローカルのお客様まで、様々なジャンルのお仕事をさせていただいております。また、フリーランスで日本からデザインのお仕事もお受けしております。

 

 

 

―大学時代についてお聞きします。どのような大学生活を送りましたか。

 思い出に残るエピソードなどがございましたら是非教えてください。

 

 

大学時代はあまり真面目な学生ではありませんでした。アルバイトをしてお金を貯めては、日本から出ることを繰り返していました。各国の美術館や素晴らしい景観を観るうちに、「日本にも世界に誇れる美しさがある」と感じるようになりました。このことから得られた「個性は美しい」と言う考え方は、のちの制作においても意識するようになりました。

卒業制作『Ms. Fruit』2015

―卒業・修了作品について紹介してください。

 

 

タイトル 【 Ms. Fruit 】

制作年  【 2015 年 】

 

リンゴ型、洋ナシ型、バナナ型、イチゴ鼻、ミカン肌...脂肪のつき方や肌質のコンプレックスのことを、くだもので例えることがあります。一方で、リンゴの丸み、洋ナシのくびれ、バナナの曲線、イチゴやミカンのつぶつぶ...これらの特徴はそれぞれの果物になくてはならない重要な要素であって、少しでも欠けてしまうとおいしそうに見えません。

自分では欠点だと感じている部分でも、本当は貴女を魅力的に見せる素晴らしい個性のひとつであり、貴女は貴女だからこそ美しいのであると伝えたいと考え、制作しました。

 

 

 

―卒業・修了作品展の経験は、その後の制作活動や現在のお仕事にどのような影響を与えていますか。

 

 

作品撮影の際に技術講師の方がカメラマンとして手伝ってくださったので、監督としてしっかりと自分の表現を伝えるディレクションの大切さを身に染みて感じました。現在の仕事においてもディレクションの難しさを感じながらも、実践のチャンスをいただくことがあります。

また、自分自身はこう言う人間であると表現でき、自信を持ってコンセプトが説明できる作品があることで、様々な方とお話を広げるきっかけにもなっています。

 

 

 

―卒業生として、後輩に向けてメッセージをお願いします。

 

 

決して真面目で優秀な学生とは言えない私でしたが、現在、自分の好きな場所で、自分を認めてくださる方のもとで、自分の好きなことを仕事にしています。自分の居場所を見つけるために様々な場所へ飛び出すことができるのも、大学生の醍醐味です。ぜひ、たくさんの可能性と出会うために、好きなことに没頭してみてください。

WebDesign 2015

―今後の展示予定また宣伝などがございましたらご自由に記載くださいませ。

 

 

グラフィックデザイン、Webデザインの仕事をお受けしております。ご興味がございましたら、msms.sghr&gmail.comまでお気軽にご連絡くださいませ。(&を@に書き換えてご利用ください)

Twitter:@msksghr / Tumblr:http://msmssghr.tumblr.com/

CharacterDesign 2015

杉原 美咲 Sugihara Misaki

 

 

学生時代の専攻:メディア造形(現 映像メディア造形専攻)

卒業年:2015年

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